GMMAでわかる株価の動きと仕掛けのタイミング

本日は、複合型移動平均線、GMMA(ジーエムエムエー)という指標を見てみましょう。

上昇トレンドと下降トレンドにおいて、移動平均線でも判断できますが、GMMAは赤の長期の帯と短期の青の帯で視覚的に、上昇と下降の判断を容易にしています。

売買タイミングを判断するに際には大局観をまず捉えて、それを踏まえた上で、短期の波動を見なければいけません。一般的な移動平均線では、その判断方法に迷ってしまうこともあり、見慣れていないと判断できません。

GMMAでは、それぞれ6本づつ重なった、赤と青の帯を見ることで、明確な判断ができます。

それでは、GMMAをチャートで見てみましょう。

20170112-1

まず大局観として見ていくのなら、青の短期の帯が、赤の長期の帯を上抜けると、大きなトレンド転換となります。中期的な、底値圏から狙う場合は、ここが買いのポイントとなります。

またGMMAはトレンド転換してからも、チャンスがあります。短期の青の帯は、株価が上昇しはじめると広がります。青の帯が収縮して広がりはじめたポイントは、買いタイミングとして狙うことができます。

GMMAは、他の指標にはない独自の見方で、視覚的にトレンドやタイミングが判断しやすい指標となっています。今回は、このGMMAの使い方を動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。