MACDを使った急落からの下げ止まりの判断方法

日経平均株価は、27000円付近での攻防となっていますが、上値も非常に重い動きとなっています。またウクライナ情勢なども株式市場にとっては不安視されており、神経質な動きとなっています。今回は株価が急落した際の下げ止まりの判断方法を解説いたします。

MACDはマックディーまたはエムエーシーディーといい、投資家の間でも人気のあるテクニカル指標です。MACDはMACD線とシグナル線の2つの線で構成されており、この2線の動きを見ながら売買判断をしていきます。基本的な見方としては2線がゴールデンクロスしたら買いタイミング、デットクロスしたら売りタイミングと判断します。今回はこのMACDを使って売られすぎからの下げ止まりの判断方法を見ていきましょう。

このように株価が大きく下落した場合、下げ止まりを判断するには様々な方法があります。このパターンのような下げ止まりを判断する場合に、ローソク足だけを見て値ごろ感でエントリーするのは大変危険です。まさに落ちるナイフを拾う状態となってしまい、下げ止まらずに下落し続けてしまう可能性も高くなります。そこで最も判断がしやすく、有効なのがMACDです。

株価が下げ止まりの動きになると、MACDの傾きも下向きから横向きに変わり、徐々に上向いてきます。その後をシグナル線を上抜けて上昇転換しますが、この2線がクロスする間際のあたりからが下げ止まりのポイントとなり、仕込み場となります。今回はこのようなMACDの見方を動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。