転換足の「長さ」で見る株価の動きの特徴

今回は転換足の長さから見る株価の動きについて見てみましょう。転換足は色だけでなく、その長さも重要です。転換足をよく見てみますと、足の長さに違いがあります。転換足は、足の長さが長く伸びているほど株価の上昇の勢いが強く、また上昇の勢いが弱まってきますと、足の長さが短くなります。また足の長さが短くなることで、株価の方向が変わりやすくなり、色が転換しやすくなります。

チャートで見てみましょう。

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このように転換足をよく見てみますと、足の長さが伸びているのがわかります。株価の動きを見てみますと、長く伸びている状態が続く間は、株価は順調に上昇していきます。

次に転換足の足が揃う「揃い足」について見てみましょう。転換足は長さだけでなく、転換する前兆として、足の位置が揃う時があります。これは株価の勢いが等々に衰えており、ローソク足としては上昇または下降が一時的に止まったことを表しています。

これは色が転換する前に、現れることが多く、近く色が変わる可能性があることを意味しています。もちろんそのまま色が継続してしまうこともありますが、転換することが多いため、身構えるという意味では、大変参考となります。

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今回の動画では転換足の色だけではないポイントについて解説いたしました。