買いが集中する好材料株のチャートパターン

北朝鮮リスクが後退したことで、大きな買い戻しが入り、日経平均株価は急騰しました。TOPIXはより強く上昇しており、市場全体がリスクオフからリスクオンの動きにシフトしています。新興株も大きく上昇している銘柄も増えており、最高値を更新する銘柄も目立っています。

今回は、急騰する高材料株のチャートの特徴について見てみましょう。好材料が出て急騰する銘柄には、上昇しはじめる際に、チャートの上にある特徴が見られます。

・保合いからの上抜け上昇

・出来高を伴う大陽線

・上昇した翌日も高値を超えて、前日の安値を割り込まない

・転換足は赤が連続していく

これらの特徴をチャートで見てみましょう。

急騰する材料株には、おおよそ同じようなチャートのパターンがあります。株価が急騰する前というのは、総じて出来高も少なく、市場からは全く注目されていません。そこから、なんらかの材料をきっかけとして、徐々に市場に知れ渡りが、買いが増えていきます。

最初の初動段階では、疑心暗鬼な状態にあるため、陽線と陰線を繰り返しながら高値を更新していきます。勢いが続くかどうかのポイントとしては上昇した次の日が重要です。勢いが無い銘柄というのは、翌日には前日に上昇した分を下げてしまいます。

このチャートのように、上昇した次の日のローソク足が陰線であっても、前日の高値を更新していて、安値を下回っていなければ勢いは強いと見ます。中には数日で倍以上で上昇する銘柄もありますので、大きな利益を狙うことが可能となります。

本日は、以前に解説した買いが集中する好材料株のチャートの特徴の動画をご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。