初めてでもわかるボリンジャーバンドの基本的な見方

日経平均株価は方向感に乏しく32,000円台後半で膠着状態となっています。その反面、TOPIXは好調で日経平均が下がっても上昇する場面も多く見られます。それでは今回は初めてでもわかるボリンジャーバンドの基本的な見方を解説いたします。

ボリンジャーバンドの基本的な見方は2つあります。株価が一定の範囲で上下する場面においては、ボリンジャーバンドの±2σの範囲内で株価が動いていきます。基本的には±2σの間に株価の95%が収まるとされており、上部のバンドでは高値圏での売り、下部のバンドで底値圏での買い場となります。特に各バンドの向きた横向きでバンドの値幅も大きい際に有効なパターンとなります。

またこのチャートではバンドの上限を上抜けたとこから上昇がスタートしています。このようにバンド幅が非常に縮まった状態から、株価が+2シグマを株価が上抜けた場合は急上昇するシグナルとなります。バンドの幅が縮まることで、株価はエネルギーを溜めている状態となり、バンドを飛び出すことで急激な上昇となります。ボリンジャーバンドはバンドの広がり方や収縮状態で見方を変えていく必要があります。今回はこのようなポイントを動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。

 

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初めてでもわかるRSIの見方・使い方

日経平均は強い戻り相場が続いており、節目の33,000円も上回ってきました。TOPIXは連日バブル期以来の高値を更新しており、主力株を中心に強く買われています。今回は初めてでもわかるRSIの見方や使い方を解説いたします。

RSIとは株価の上昇と下落の値幅の合計に対して、上昇の値幅が何%あるのかを表したオシレーター系指標です。RSIの基本的な見方としては、30%以下まで下がると売られすぎの底値圏、70%以上まで上昇すると買われすぎの高値圏と判断します。またRSIにはそれ以外にも様々な見方あります。

RSIは昇と下落の値幅の合計に対して、上昇の値幅が何%あるのかを示しているため、50%を上回っている状態では上昇値幅が多いということになるため、買い方が優勢となります。そのためこのチャートのパターンのようにRSIが50%以上で推移している間は、株価は右肩上がりの状態となります。また逆にRSIが50%を下回ったまま推移すると右肩下がりの下降トレンドの状態となります。

RSIは高値圏や安値圏を判断する際にも非常に有効ですが、トレンド判定にも使うことができるので万能な指標と言えます。今回はこのようなRSIの基本的な見方を動画でわかりやすく解説いたしましたので、ぜひご覧ください。

 

 

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初めてでもわかるMACDの効果的な見方

日経平均株価はNY市場の反発を受けて底堅く推移しており節目の32,000円も上回る展開となっています。個別株も売られた銘柄を中心に見直し買いも目立っており底打ちする銘柄も増えています。そこで今回は初めてでもわかるMACDの効果的な見方を解説いたします。

MACDの基本の買いポイントはMACDのラインとシグナル線ががゴールデンクロスするポイントになります。ここが株価が底打ちした買い場となり、基本的なエントリーポイントとなります。ただ単純にクロスしたポイントだけを見てエントリーしてもダマシになることもあります。

MACDの最も得意とするポイントは、株価が大きく下落した後の底打ちのタイミングを捉えることです。非常に安くなった位置からゴールデンクロスして底打ちすると、そこから上昇転換して強く買われます。またMACDとシグナルがクロスしても上昇が弱い場合もあります。上のチャートではMACDが高い位置でデットクロスした直後にゴールデンクロスしており、このようなポイントでは上昇の勢いが弱くなってしまうことがあります。このようなMACDの特性を理解してエントリーのポイントを判断することで、MACDの効果を高めることができます。今回はこのようなMACDの見方を動画で解説いたしましたので、ぜひ御覧ください。

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