初めてでもわかる転換足の特徴と見方

G20など主要なイベントも無事に終え、米中貿易摩擦悪化のリスクも後退していることから、日経平均株価は上昇傾向となっています。そのため個別株も上昇転換している銘柄も徐々に増えてきています。そこで今回は、上昇トレンドで有効な転換足の特徴と見方を解説します。

転換足は、ローソク足では判別しにくい株価の方向性を色で示した指標です。ローソク足とは、1日の始値、高値、安値、終値で作られているため、本来の目的は、1日だけの動きを見るため指標とも言えます。そのため、毎日ローソク足を見ていると、陰線になったり、陽線になったり、長いヒゲが出たりと、非常に心理的に迷いやすくなります。

転換足とは、そのローソク足の欠点を補うために作った指標になります。

また転換足で買いを狙う時は、青から赤に転換したポイントになりますが、その際には必ずトレンドの確認をしなければいけません。転換足は上昇トレンドでは赤に転換する買いタイミングが早くなるように計算されており、下降トレンドでは青に転換する空売りのタイミングが早くなるようになっています。そのため転換足をより効果的に使うには、上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら空売りと使い分けていただく必要があります。

今回は、このようなポイントを動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください!