初めてでもわかるRCIの基本的な見方

新年あけましておめでとうございます。日経平均株価は、米国とイランの情勢悪化が懸念され、大発会から大幅下落となっています。それによって多くの個別株も売られおり、多くの銘柄が下落調整の動きとなっています。そこで今回は、株価の高値や安値のポイントがわかりやすい、RCIの基本的な見方を解説いたします。

RCIとは、「スピアマンの順位相関係数」と呼ばれる、日付の経過と株価の価格の順位との相関関係を見るための指標です。株価の高値圏、安値圏がわかるため、オシレーターの部類になりますが、RSIやストキャスティクスには無い特徴もあります。

早速ですが、チャートで見ていきましょう。

RCIは通常のオシレーターと違い、-100%~+100%までの間で推移します。株価が下落して底値圏になると-80%以下まで下がり、高値圏になると+80%以上まで上昇します。通常はこのRCIの値によって、株価の行き過ぎ感を判断することができます。

またRCIの方向によって、株価の方向も判断することができます。RCIは株価の動きに対して、比較的、敏感に反応しやすいため、売買タイミングを掴むためにも使うことができます。例えば、RCIが-80%以下まで下がり、その後に上向きに反転したら買いタイミングとなります。そのためRCIは押し目狙いなどにも有効な指標です。

また株の達人では、RCIを使ったスクリーニングなども簡単に設定できるようになっています。今回は、このようなRCIのポイントをわかりやすく動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください!

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