初めてでもわかるトレンドラインの引き方

日経平均株価は、23000円手前で膠着しており上値が重くなっており、個別株も方向感がはっきりとしない銘柄も多く見られます。そこで今回は、初めてでもわかるトレンドラインの引き方を解説いたします。こういった状況の時ほど、トレンドラインを引き方を覚えていただくと、買うタイミングや方向性が判断できるようになります。

トレンドラインは安値と安値や高値と高値を結んで直線のラインをチャート上に引きます。その方向性や傾き度合いによって株価のトレンドや転換を判断することができます。まずはチャートで見てみましょう。

トレンドラインの利点は株価の上昇や下落の強さに合わせて、角度を自由に変えて引くことができることです。移動平均線のように数値で期間を固定するものではありませんので、株価の上昇や下降に合わせて、臨機応変に分析することができます。

また株価が下降トレンドに時には、目立つ高値と高値を結んでいただき、下向きのトレンドラインを引いて起きます。そのトレンドラインを上抜けてきた場合は、底打ちからの上昇転換する可能性が高くなります。また株価が上向きに上昇し始めた際は、安値と安値を結び上昇トレンドラインを引いておきます。そうすることで、株価が上昇トレンドを保っているかどうかが、明確に判断できます。

また高値や安値がトレンドラインを跨いで変化があった場合には、トレンドラインを引き直すことも大切です。加えて、上昇トレンドであれば株価の上昇が強まり、引いたトレンドラインから離れていってしまった場合も、トレンドラインを引き直して、株価の動きに合わせていくことが大切です。

今回はこのようなポイントを動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。