パラボリックとRCIを組み合わせたエントリーポイント

日経平均株価は、33,000円の節目を超えて強く買われる展開となっています。個別株も決算発表をきっかけに動き出す銘柄が増えており、材料物色相場が続いています。今回はパラボリックとRCIを組み合わせたエントリーポイントを見ていきましょう。

パラボリックとは株価の上昇と下降の動き捉える際に有効な指標で、SARと呼ばれる点線がローソク足の近くで推移します。そのSARの位置関係で売買タイミングを判断することができます。基本的にはローソク足に対してSARのが上にあれば位置していれば下降トレンドとなり、上に切り替われば上昇転換となります。

またオシレーターの代表格でもあるRCIも、株価の上下の動きに合わせて動くため使いやすい指標です。これらの指標を組み合わせることで、より的確なエントリータイミングを判断することができます。

このパターンでは、RCIが下がったのちに切り返しており、それとほぼ同時期にパラボリックが陽転して買いシグナルとなっています。株価もその後に上昇しており、買いタイミングとなっていることがわかります。ただし合わせて移動平均線によるトレンドも見ていく必要があります。上昇トレンドの状態では、今回の組み合わせで狙えば上昇しやすくなりますが、株価が75日線を下回った状態ではパラボリックが陽転しても上値が重くなります。今回はこのようなポイントを動画で解説いたしましたので、ぜひ御覧ください。

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決算発表時期にお勧め!好業績で割安な優良株を見つける方法

日経平均株価は32,000円を上回って上昇していましが、上値は伸び悩み、戻り売りに押される展開となっています。個別株は今週、決算時期となりますので、材料物色相場となります。そこで今回は決算発表時期にお勧めな好業績で割安な優良株を見つける方法を解説いたします。

こちらは横河電機ですが、昨日の決算発表を受けて大きくギャップアップしています。24年3月期の通期の業績を上方修正したことが好感されて買いが殺到しました。元々の株価位置も低く、足元も横ばいだったことも、株価が強く反応した要因となっています。

また通期の業績では2桁以上の増収増益で、もともと非常に好調だったことに加えて、PERが16.8倍、PBRが2倍、ROEが11.6%と割安感もありながら、収益性も高いことがわかります。やはり業績が非常に好調で財務的に割安感がある銘柄では、決算発表でも好材料が出やすく、それが上方転換のきっかけになることが多いです。

株の達人の銘柄選択では、このような好業績で割安な優良銘柄を見つける条件を簡単に設定することができます。決算時期にも反応しやすい銘柄を効率よく見つけることができます。この条件は通期で増収増益となっていることに加えて、PERやPBR、ROE、自己資本比率などの条件も加えています。今回はこのような好業績で割安な優良株を見つける方法を動画で解説しておりますので、ぜひ御覧ください。

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ボリンジャーバンドによる株価が上昇しやすいパターン

日経平均株価はNY市場の反発や、ドル円が150円を突破したことで急反発し、31,000円を上回ってきました。国内では決算発表の集中時期となりますが、今回はボリンジャーバンドを使った株価が上昇しやすいチャートパターンを見ていきましょう。

ボリンジャーバンドには株価がバンドを上抜けるスクイーズというシグナルがあります。決算発表や情報修正などで株価が急激に動き出すタイミングを判断することができます。

このチャートパターンでは、決算発表を受けてボリンジャーバンドの+2シグマを陽線で上抜けてから、株価が急騰していることが確認できます。また同時に出来高も急増しており、一斉に買いが殺到したことがわかります。その後はバンドが拡大しながら上昇が続いており、典型的なスクイーズとなっています。特に決算発表時期ではこのようなチャートパターンの銘柄が増えてきますので、チェックしておくのもお勧めです。

株の達人では、このようなボリンジャーバンドを使ったスクリーニングを設定することができます。ボリンジャーバンドの+2シグマを当日に上抜けたばかりの銘柄もピンポイントで見つけることができます。今回はこのようなボリンジャーバンドの見方や銘柄の選び方を動画で解説しておりますので、ぜひご覧ください。

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